重度障害者の生活介護、新規開設が決定!!

皆さん、こんにちは。

東京都昭島市にある”生活介護 笑(えみ)プラス”で生活支援員をしております 越村 と申します。

2月といえば、節分ですね。           

ちなみに、節分といえば昔は、豆まきが主流でしたが、今では恵方巻きの認知度があがってきています。

2010年の調査では、恵方巻きを食べている人が、豆まきを行っている人を上回るという結果も出ているようです。

昔は子供ながらに年の数だけ食べられる豆をうらやましく見ていた事が懐かしく感じます。

 

さて、今回は私たちの生活介護「笑プラス」について簡単ではありますが、お伝えしたいと思います。

 

生活介護の新規開設が決定!!

今回、社会福祉法人SHIPでは、生活介護の新規開設が6月ごろの予定です。

そこで、生活介護を検討されている方に、生活介護「笑プラス」を少しでも知っていただけるよう、

一部ではありますが、ご紹介させていただきたいと思います。

 

「笑プラス」とは、どんな事業所?

生活介護「笑プラス」では、

重度の知的障害をもつ人を対象とした日中活動の場となっています。

 

・入所施設から地域生活へと移行を検討している。

・今まで長期入院していたが、退院が迫っている。

・ご家族のもとから自立して生活を考えている。

 

こういった事で、重度の知的障害を受け入れてくれる日中活動の場を探そう

としても、実際に受け入れる事ができる場所は、限られているのではないでしょうか?

 

生活介護「笑プラス」は、このような重度の障害をもつ、区分5,6の方を受け入れの対象とし、

障害者総合支援法にもとづく障害福祉サービス(生活介護)を提供しています。

 

「笑プラス」の特徴は?

「笑プラス」では、『構造化支援』を行っています。
構造化支援』とは、自閉症の方々にとって見通しが立つ
「分かりやすい・理解しやすい」環境・提示方法を整えることです。

生活介護笑プラスでは、特にASD(=自閉症スペクトラム障害)をもつ利用者が過ごしやすい、
わかりやすい環境(物理的構造化)と、個別化したプログラムの提供をしています。

 

利用者の刺激になるものをできる限りなくし、その方にわかりやすく、見通しが立つような環境を整えるようにしています。
例えば、ご本人にとって理解ができ、落ちついて行動できるよう個別の座席(ブース)を設ける事で、それぞれの利用者に合った環境づくりに日々取り組んでいます。
また、パーテーションや衝立を使用し、物理的・視覚的に理解しやすい環境を提供することで、「どこで活動するのか?」「何をする場所なのか?」を明確に伝わるように工夫しています。
ASDをもつ利用者は、先の見通しをもつことが苦手です。そのため、「どのような活動をするのか?」、
「いつその活動が終わるのか?」、「次に何をしなければならないのか?」を視覚的に示すことが大切になります。
下記の写真は「視覚的構造化」の一例です。
いつどこで、何をするのか、見通しをもって取り組めるように
絵や写真・文字を使い、一日のスケジュールや活動内容を視覚情報を
優先するASDの方が理解できるように努めています。
                                     

       

 

 

活動内容

運動プログラム

1日3回、拝島から福生にかけての道をいくつかの集団に分かれて歩行しています。       

見通しを持っていただくことを目的とした視覚提示物を使用される方もいらっしゃいます。  

     

 

自立課題プログラム

個々の特性・学習スタイルに合わせることで、利用者様がご自身で理解し、

取り組めるような自立課題を提供しています。

 

 

 

 

 

 

 

最後に。。。

今回、生活介護「笑プラス」の特徴や重度の知的障害をもつ利用者の支援の一部

をご紹介させていただきました。

少しでも、興味や関心をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひご見学していただき、

支援内容をより知っていただければ幸いです。

 

最後になりますが、新規開設についてですが、生活介護が6月ごろ開設予定で、

グループホームは10月以降の予定となっております。

 

お問い合わせ先はこちら     
     ⇓⇓⇓

お問い合わせ | 笑プラス (ship-emiplus.com)