空いた時間は何をする? ~ 余暇時間について ~

こんにちは。生活介護 笑プラスの生活支援員、柳川です。

清々しい秋の気配が感じられる季節になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか

さて、今回は 重度自閉症や知的障がいのあるご利用者様の余暇時間についてご紹介したいと思います!

余暇

余暇は 主に散歩・昼食・作業以外の空いた時間に提供しています。

 

余暇を提供することで、

・次の活動までの見通しを立てやすい。

・取り組むことで達成感や充実感を高められる。

・興味・関心の幅を広げられる。

・生活の質の向上につながる。等のメリットがあげられます。

 

笑プラスではご利用者様に合わせて、様々な余暇を提供しています。今回は、そのうちのいくつかを具体的に紹介させていただきます!

①お絵描き

【取り組み方法】

①ご利用者様がお絵描きグッズの入ったカゴを持ってきます。

②絵描き歌の本を参考に、A4用紙に絵を描きます。

③15分タイマーが鳴ったら、片付けて終了です。

 

アセスメント初日から、全ページの絵を描くことができました。

色鉛筆は全部で5色用意していますが、好きな色を使ってカラフルに描いています。

用紙の大きさに合わせて場所を考えながら描くことや、見本に着目して取り組むことができるという気づきもありました。

また、タイマーが鳴ったら 終わり ということを理解しており、ご自身で物品を片付けることができています。

②バランスボール

職員の見守りのもと3分間、バランスボールに取り組みます。 

ご利用者様の中には、運動が苦手な方や運動に興味が持てない方もいますが、室内で取り組めるバランスボールは、気軽に取り組みやすいというメリットがあります。

ご利用者様も楽しそうに取り組まれています。体幹が安定したり、姿勢が良くなる等の効果も期待できそうです。

 

③休憩

スケジュールに「休憩」時間を入れているご利用者様もいらっしゃいます。

【取り組み方法】

①ご利用者様が休憩グッズの入った箱を持ってきます。

②箱の中からタオルとクッションを取り出します。

③タイマーが鳴るまで休憩します。

 

 

この余暇を取り入れた理由の1つに、不穏時のクールダウンの方法を増やすという目的があります。

笑プラスでは、ご利用者様が不穏になった際に、他利用者様の少ない和室やテントに誘導し、クールダウンして頂くことが多いのですが、中には誘導を拒否されるご利用者様もいらっしゃいます。

未然に防げることが一番ですが、不穏になった際に落ち着ける手段を増やせればと思い、取り組みを始めました。

 

クッションを使用する回数は少ないですが、タオルを頭からかぶって休憩することができています。

クッションやタオルの使用方法は右の視覚提示物を使用しています。→

④選択余暇

選択肢の中から自分で取り組みたい余暇の種類を選んで、活動するご利用者様もいらっしゃいます。

【取り組み方法】

①「おりがみ」「ほん」「まっちんぐ」の中から一つ指差しで取り組みたい余暇の種類を選びます。

 

②選んだ種類から、取り組む内容や欲しい物品を選び、カードを取ります。↓

 

 

 

③カードをコミュニケーションボードの「ください」シートに貼り、職員に渡します。

④職員が物品を渡したら、「つかっています」シートにカードを移して余暇に取り組みます。

⑤取り組みが終わったら、「終わりました」シートにカードを貼って職員に渡します。

⑥職員が物品を回収して終了です。

 

職員への要求・報告には、このようなコミュニケーションボードを使用しています。→

視覚的ツールを使用することで、選択や意思を適切に伝え、コミュニケーション場面の幅を広げることができました。

 

最後に

今回は、余暇時間に提供している余暇物品の一部をご紹介致しました。

他にもビー玉スライダー・感覚グッズ・パズル・マッチング等など、ご利用者様に合わせて沢山の余暇を用意しています。

これからも、ご利用者様の特性や興味関心に沿った余暇を提供できるよう、日々 試行錯誤していきたいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、またの機会にお会いしましょう✨