伝えなきゃ‼ コミュニケーション

皆さんこんにちは(*ˊˋ*) 

ジメジメと暑い日が多くなってきましたね…(´з`)元気にお過ごしでしょうか?

初めましての方🔰、お久しぶりの方がいると思います。

東京都昭島市にあります‼生活介護『笑プラス』生活支援員3年目の久米です

笑プラスは自閉症スペクトラム障害(ASD)重度の方、知的障害の方、

動性障害(ADHD)の方、ダウン症の方が利用される通所事業所になります。

私が思う「笑プラス」。。。利用者様みんなが先生なんです(* ´艸`)ww

日々の支援の中でたくさん色々‼‼いっぱい‼‼‼学ばせてくれて成長させてくれる現場です

大変でもあり、笑顔にもなれ、やりがいにも繋げてくれる、そんな事業所が「笑プラス」です

☆.

自閉症(ASD)の方は、コミュニケーション社会行動認知など様々な面に影響を

もたらす障害があります。

今回は『コミュニケーション』にテーマを絞って、支援方法などピックアップして紹介します

少しでも興味を持って、みていただけたら嬉しいです

☆.

『コミュニケーション』とは?

互いの意思や考え、感情を伝え合うことです。

 

自閉症(ASDの方は『コミュニケーション』の障害に

理解が難しい発信が難しいやりとりが難しいなどの特性があります。

特性上、言語の理解自分の気持ちを伝える相手の気持ちを読み取ることが苦手であり

解釈や理解がズレることで、勘違いや誤解してしまうこともあります。

こうして特性に配慮して「笑プラス」では、コミュニケーションのアプローチ方法のひとつとして、

ツールなどを使用して分かりやすく、明確に伝える支援を行っています。

例えばどんな支援??ですよね

行動を伝える方法の1つは、イラストや写真などをカード化、具体物を使用して伝えることがあります。

 

利用者様(Aさん)の支援内容を紹介します

余暇活動の休憩や絵本時間は、スケジュールで「何をやる」は伝わりますが

どのくらいの時間?どう過ごすの?かが曖昧でわかり難く

「活動の切り替わり」や「終わり」の見通しが持てず、不安から不穏行動へつながることがあります。

そこで「伝えなきゃ」! わかりやすく伝えなきゃ!! 特性に配慮して伝えなきゃなんです!!!

 

情報量が多い場合に本人が分かりやすく、職員全体が統一して支援できるツールとして

「コミュニケーションBOX」でアプローチしてみました

(これは、一度にたくさんの理解は難しい特性へのアプローチとなります。)

視覚的に分りやすく伝えるため

の位置には、過ごし方のイラストカードを貼って伝えます。

Aさんの場合こんな風に↓↓

座って過ごします!   寝てすごします!

    

 

の位置には、今やるべきスケジュールを貼ります。

例えば↓↓

休憩や絵本の時間です!

         

 

の位置は、砂時計が終わった際に「活動の終了」を承認として、

Aさんが花丸カードを貼ったら「終わり」を伝えています。

 

 

ちなみに💡今回「 砂時計 」を使用した経緯ですが。。。

社会性の障害へのアプローチとして、状況の理解が出来ないという特性に配慮しています。

砂時計は、見通しを持てるようになるためのツールとなります☆

提供時のAさんですが…砂時計に興味関心があり、受け入れることが出来ました💮

目で見てわかるため、砂時計の砂が下へ落ちて減っていく

無くなると「終わり」と早い段階で理解すことが出来ました💮

Aさんには分かりやすくマッチしたアイテムでしたヾ(≧▽≦)ノ

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このような特性に配慮したツールを使用することで、Aさんは混乱することが減りました

また職員全体で誰が対応しても、相違なく正しいコミュニケーションが図れる支援ができています。

環境設定やアプローチ方法によって、正しいコミュニケーションが取れる支援を

今後も先生達(´艸`*)から学んでいきたいと思います☆

最後まで読んでくれている方がいたら…感謝です‼ ありがとうございました<(_ _*)>